情報保護モードは、有効期限の範囲内において受信した人以外閲覧できないモードです。
しかしそのメールを転送や返信して別の人に送った場合、受信側が Gmail かそうでないかで挙動が異なるため、備忘録として残しておきます。
情報保護モードの仕組み
情報保護モードで Gmail のメールを保護する(Google Workspace 管理者ヘルプ)
をみると、情報保護モードで送ったメールの内容は、送信側に保存されており、受信者はその都度、送信側に保存されているデータを閲覧しているという感じに見えます。
つまりは送信側のGmailが存在しなくなったら(GoogleアカウントからGmailを削除、Googleアカウントの削除)、受信側はアクセスできなくなるだろうと思います。
また送信側の Gmailが存在しなくなる場合として、Google アカウント アクティビティについてなどにあるように、2年間全く Gmail を利用していない場合も含むようになっています。
以下は 2022年3月11日時点で実際に試したときの動きになります。将来的には変わる可能性があることに注意してください。
受信側が Gmailの場合の動き
Gmail上で情報保護モードで受け取ったメールは転送はできず、返信はできるようです。返信した段階で、受信した人が新たな情報保護モードを設定したことになるようです。
つまり
- Gmail(A) --保護メール --> Gmail(B) -- 返信(保護メール) --> メール(C) 等の場合
メール(C)が受け取るのは、Gmail(B)が保護したメールだということになりました。
受信側が Gmail以外(テストしたのは Outlook.com のメール)の場合の動き
「メールを表示」のリンクがあり、受信者のメールアドレスしか開くことができないようロック(Googleアカウント)されています。これを転送した場合、ロックされたGoogleアカウントでログインしていなければ閲覧できませんでした。
2022年3月11日 @kimipooh
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