2019年2月11日月曜日

第一回 ローカル(非公式) Google Meetup in Okayama に参加して

非公式に、Google Product Experts を中心に Google サービスに興味のある何名かが岡山およびオンラインで集まって開催した Meetup です。いつも Meetup っていえば東京や海外だったので、西日本のどこかで出来ないかなぁと何名かのエキスパートと話し合っていたら、岡山に数名エキスパートがいることがわかったので、じゃあ岡山でやるか!というノリで開催されました。



どうせやるならセミナー形式だけじゃもったいないから、ハンズオンをやろうよ!と筆者が提案し、オンラインも交えたハンズオンを行いました。Googleサービスってウェブベースなのでハンズオンもオンラインでできちゃうんですよね!

ミートアップ会場 - Cafe & Bar もくもくガレージ


サイト:https://moku2garage.com/





もくもくと作業をしたり、いろいろな交流を支援しているとのことで、今回のイベントもワンドリンクを注文すれば、会場費無料で開催できました。そういう会場のコンセプトもあり、学生も様々なイベントをしたり、学校帰りによって、もくもくといろいろな作業をしたりしているとのことです。



今回、現地で参加した Google Product Experts のメンバーです!筆者を含めて3名。あとは Google Meet を利用したオンラインでの参加でした。

アイスブレイク - Google Product Expers に参加したのは何故?




いくつかのアイスブレイクネタがありましたが、これが結構盛り上がりました。筆者も含めて、仕事で Googleサービスを管理運用する必要性が出てきたからという理由や、なにか分からないことがあってヘルプフォーラムで質問したことをきっかけにいつのまにか。。というケースなどいくつかありました。

次にハンズオンをしました。実際に全部やると2時間コースになり、他の発表者との兼ね合いもあったので30分コース(最初の1つ目のみ)にしました。

ハンズオン - 実践!Google Apps Script を使ってより便利な Google サービスを体験してみよう! - 筆者 kimipooh




テーマ1 特定条件に一致した Gmail の添付ファイルを Googleドライブへ保存する方法

テーマ2 Google Analytics データを Googleスプレットシートに集約し、PDFでメール添付する方法


   このプレゼンテーションは、Google Apps Scriptを使ってGoogleサービスの利便性を向上する体験をするためのものです。基本的にドキュメントに沿って作業すれば簡単に使えます。

一つ目のテーマは、特定条件(Gmail検索)でGmailに添付されたメールを送信者ごとにGoogle Driveに自動保存するスクリプトです。もし、募集のためのデータを数百添付ファイルとして受け取る場合、添付ファイルを開くのに時間がかかってしまうと思います。そういった場合、本ツールを使えばその運用コストを大幅に軽減できます。

二つ目のテーマは、複数のGoogle Analytics データをまとめてHTMLとPDF形式で自動メール送信する機能です。もし沢山のGoogle Analytics を管理しデータを報告する必要がある場合には、本ツールは役立つと思います。

Google Meet の画面共有で、あちこちの画面の共有を切り替えるのに少し戸惑いましたが、割といけそうな感じでした。

GAS の開発環境を整えよう&Ad−ons開発に挑戦(中)- Fujitaさん



今回主催された Fujitaさん(写真手前)。

第1回 Google ローカルMeetup in Okayama(非公式)を開いた

でタイトルとなる「GAS の開発環境を整えよう&Ad−ons開発に挑戦(中)」や下記の発表資料とともに公開されています。

Google Apps ScriptでスプレッドシートとGoogleカレンダーを連携させて予定一括登録アドオンを作った(Qiita)


中級者向けの内容ということでした。
clasp(https://github.com/google/clasp)を使って、Google Apps Script をローカルで開発してそれを push できる仕組みとのこと。残念ながらプルリクなどの仕組みやバージョン管理はないようで、create/clone/pull/push が可能だということ。自分のスクリプトをローカルで開発したい場合には便利そうですね。

Google Apps Script のアドオン開発について知りたいと思っていたので、公開されるブログが楽しみです。発表時に提示されたのは、Googleスプレットシートに複数のGoogleカレンダーのイベントを列挙して、まとめて各カレンダーに登録するという Google Apps Scriptでした。

Apps Script as Serverless(Googleスライド) comame さん


今回間に合わなかったのですが、高校生(たぶん、日本での最年少 Google Product Expert かも)の comame さんが作成された資料を紹介しておきます。サンプルコードについては後から追加するそうです。Google Apps Script で Webサーバーをやってみようぜというノリのスライドです。

また、


が便利だよ。自分のスクリプトについてエラーログとかいろいろ出してくるからという情報提供あり。私自身は、トリガーがうまく走らない(実施にはコードに問題があった)理由をあれこれ探しているうちに上記にたどり着いた感じですが、改めて示されると便利なツールですね!


岡山電鉄 - 路面電車




岡山駅から会場までは 140円。前の電車に追いつく場合があり、その場合には割と近い位置に止まったりしていました。こういうのは京都の路面電車ではなかったなぁ、珍しいなぁと思いました。


Meetup が終わって・・・倉敷へレッツGOー!




せっかく岡山に来たので、なにか郷土料理が食べたいなーという話になって、倉敷にいって紹介してもらった郷土料理を食べてきました。




商店街を抜けてかなりあるくと、蔵屋敷が立ち並ぶ場所に出くわします。




美術館、そして人力車も走っていて、町並みもすごく良かったです、寒かったですけど。。。




さらにずっといくと、今回夕食を食べた富来屋本舗(口コミ)に到着。



利き酒セットの出てきた3種類のお酒、どれも甘めで飲みやすく美味しかったです。特に風がフルーティな感じで甘さが一番強く、手前の伊七がそれより少し甘めが抑えられていました。料理は、岡山おためしセットという、ちょっとずついろいろな郷土料理を楽しめるコースです。それで 2700円とはリーズナブル!




夜はデートコースとしてなかなか良さそうな感じがしました。白鳥も泳いでますね。

お土産




岡山といえば、桃太郎、桃太郎といえばきびだんご、ですよね!
三色入りを買ったのですが、好評だったのは白のやつだけでした。きびだんごにいろいろ味をつけると、駄目なのかなぁ。




その他、大手まんじゅう、マスカットきびだんご、高瀬舟羊羹、ハタダ栗タルトを購入。イベント用にプロジェクター持ち込んだこともあり、お土産と合わせるとかなり重くて持ってかえるのが大変でした。マスカットきびだんごは意外と美味しく、高瀬舟羊羹はとっても美味しく、ハタダ栗タルトも美味しったです。高瀬舟羊羹がなかなか見つからなかったのですが、岡山駅の新幹線乗り場近くにあるお土産屋さんで見つけました!

以上、いろいろと堪能できましたが、日本酒も美味しいですし、また行きたいですね!

2019年2月11日 @kimipooh

2019年2月5日火曜日

【備忘録】Google+ サービス終了の前に一度はバックアップして中身をみてみよう!

2月3日に Google+ Team より、Google+ サービスが 2019年4月2日で終了するという通知が来ました(独自ドメインで契約する G Suiteアカウントの Google+は終了しない)。これだけ見ると、Googleアカウント終了か?と勘違いするケースもあるようですね。Google+ を使っているかどうか不明瞭は場合には、一度、後述するGoogle+関連サービスのバックアップ(Google Takeout)をしてみて、データの中身をチェックしてみるのが確実かなと思います。

Google+ って使ったことがないのに、何故通知がきた?


現状、Googleアカウントを作成すると、自動的に Google+ プロフィールが作成されているはずです。そのため、Googleアカウントを思っていると、Google+ を使っていることになる場合が多いのです。

Google+ サービスが無効の場合


Google+ : https://plus.google.com/ にログインして、



のように「Google+ に参加」というのが出てくれば、Google+ プロフィールがない Googleアカウントになります。

Google+ を使っている場合




のように、コミュニティやプロフィールなどが出てきます。
Google+プロフィールしか使っていない場合には、それを削除することはできますが、うっかりいろいろ使っているとデータごと消えてしまいます。ので、とりあえずバックアップ(後述)してからにしたほうがよいです。

Google+関連サービスのバックアップ


Googleサービスのバックアップは、Google Takeout を使うことで簡単にできます。

  1. https://takeout.google.com/settings/takeout/custom/circles,plus_one,plus_communities,stream  にログイン
  2. 下記の4つが Google+ 関連サービスになります。このことは、Google+ データをダウンロードするという公式ヘルプに掲載されていました。
  3. 次に進むと、アーカイブ形式やダウンロード方法を選択します。
    *クラウド上に自前容量を使わなくてよいのが「ダウンロードリンクをメールでの送信」です。それ以外は、Googleドライブ、Dropbox, One Drive などを選択できます。
    *zip形式の場合、2GBを超えると ZIP64 で圧縮されます。その場合、展開(解凍)ソフトが 64bit 対応のライブラリに対応している必要があります。Windowsなら 7-zipや Explzh、Macなら、 The Unarchiver (Mac App  Store)あたりが使えます。
  4. アーカイブが終わると、http://takeout.google.com 内にある「アーカイブの管理」に状況が出てきます。以下は、「ダウンロードリンクをメールでの送信」を選択したケースです。

ダウンロードしたデータを展開して中身を見てみる


ようやく本題です。
ダウンロードした圧縮ファイルを展開(解凍)すると、


のように、バックアップしたサービスごとのフォルダと、index.html ファイルができます。この index.html を開くと下記のように、バックアップしたデータをウェブ形式(オフライン)で表示してくれます。便利ですね!


Google+ コミュニティについて


自分がオーナーであるコミュニティのメンバー情報(vcf)、投稿リンク(Google+へのリンク)、プロフィールあたりが入っていまいた。実質使えるのはメンバー情報かなぁと思います。

Google+ サークル


サークルにいれたメンバー情報(vcf)

Google+ ストリーム


アクティビティログ
イベント
写真
投稿

の4つのフォルダがありました。

イベントについて

下記のように、日時(YYYYmmdd - イベントタイトル名)というフォルダに保存されており、各イベントごとに HTML形式、写真、メタ情報などがありました。HTML形式にアクセスするとイベントページをオフラインで閲覧できる感じですね。


Google+ 内の写真について

いくつかの写真に分かれており、日時フォルダにわけて保存されています。
写真本体、メタ情報 (csv) 等ですね。


投稿について

HTML形式で、Google+ に投稿したコンテンツ部分が入っているようです。
ファイル名は日時(YYYYmmdd - 投稿したコンテンツの冒頭のいくつかの文字)となっています

以上のように、かなりきれいに整理された上にメタ情報もついてくるので、それなりに活用はできそうです。特に投稿についてはいつ、どういう内容で投稿したのかファイル名だけを眺めていても面白いですね!

2019年2月5日 @kimipooh