そういう、ターミナルからメールをよんでやろうというツールの一つです。
ふと前やったけど、2段階認証有効などGmailも進化しているし出来るのか?
ということでやってみました。
かなりマニアックだと思うので普通の人が使うのは趣味のような気もします。。
MacOS 10.9.4では手軽にできましたので、紹介しておきます。
Step 1. Carbon Emacsの導入
MacOS 10.8での動作確認はされているようですが、10.9でも問題なく動きます。筆者は、大容量SQLファイルを開くときの動作がものすごく高速なので愛用しています。
からダウンロードして、Emacsアプリをアプリケーションフォルダへコピー(インストール)してください。
そして一度Emacsを起動してください。
もし「開発元が未確認のため開けません」と出た場合には、Ctrl+クリックして「開く」を選択してください。これは初めてダウンロードしたときの初回警告になります。
Step 2. WanderlustをCarbon Emacsにインストール
以前は、Carbon Emacs起動し、Help→Net Install→Wanderlust からインストールできました。ただ今は、Emacsが3年以上前の古すぎるバージョンだから、まずはEmacsを最新版にせよ!という警告が出ます。従って手動導入します。
導入にあたっては、flimとsemiを先にCarbon Emacsにインストールしておく必要があります。
flim, semiのダウンロード先
http://git.chise.org/elisp/dist/semi/そこのsemi, flimフォルダへ移動します。
flimとsemiがいくつかあると思います。
それぞれ最新の日付のものをインストールします。
2014年8月27日現在では
- http://git.chise.org/elisp/dist/semi/semi-1.14-for-flim-1.14/flim-1.14.9.tar.gz
- http://git.chise.org/elisp/dist/semi/semi-1.14-for-flim-1.14/semi-1.14.6.tar.gz
が最新になります。
https://drive.google.com/file/d/0B02WfvGc5CB2dHcwRWo4X1FhWlU/edit?usp=sharing
ターミナルを起動して、それぞれのコマンドを入れてEnterを押して実行してください。
flimをCarbon Emacsへインストール
- curl -O http://git.chise.org/elisp/dist/semi/semi-1.14-for-flim-1.14/flim-1.14.9.tar.gz
- tar -xzvf flim-1.14.9.tar.gz
- cd flim-1.14.9
- make EMACS=/Applications/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs
- make install EMACS=/Applications/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs
semiをCarbon Emacsへインストール
- curl -O http://git.chise.org/elisp/dist/semi/semi-1.14-for-flim-1.14/semi-1.14.6.tar.gz
- tar -zxvf semi-1.14.6.tar.gz
- cd semi-1.14.6
- make EMACS=/Applications/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs
- make install EMACS=/Applications/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs
WanderListをCarbon Emacsへインストール
https://github.com/wanderlust/wanderlust にアクセスし、「Download ZIP」より、wanderlust-master.zipをダウンロードします(ダウンロードフォルダとする)。
ターミナルより以下のコマンドを実行
- mv ~/Downloads/wanderlust-master.zip .
- unzip wanderlust-master.zip
- cd wanderlust-master
- open -a textedit Makefile
EMACS = /Applications/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs
へ変更(1箇所)して保存 - make EMACS=/Applications/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs
- make install
- mkdir ~/.emacs.d
- cp utils/ssl.el ~/.emacs.d/
Step 3. WanderListをCarbon Emacsへ読み込む環境設定
を参考に.emacs.elと.wlをホームディレクトリ(~/)以下に作成してください。
以下、私の環境の.emacs.elと.wlを紹介しておきます。
.wlの方は、
- (setq elmo-imap4-default-user "GMAILのメールアドレス") ; メールアドレス
- (setq wl-smtp-posting-user "GMAILのメールアドレス") ; 適宜修正
- (setq wl-from "表示名 <メアド>")
いよいよGmailへアクセス!!でもその前に!!
もし2段階認証を使っているなら「アプリケーション固有のパスワード」を発行しておいてください。
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