2014年4月28日月曜日

【Google Apps】ドメインの移管とWhois情報の公開について

Google Appsを申し込むと同時にドメインも申し込んだ場合、GoDaddy.com やeNom.com といったGoogleパートナーと契約することになります。Google Apps管理コンソールからドメインやDNS管理が行える便利さがある反面、ドメイン移行やWhois情報を開示したいなど特殊な場合に対応が分からないというケースもそこそこあるようです。
ここでは、それらの情報を纏めておきたいと思います。

ドメイン移管について

Googleパートナーからのドメイン移管については、

に説明が書かれています。
GoogleパートナーであるGoDaddyやeNomからの移行については、ドメインのロック解除とPrivacy設定のonの解除の2つが必要というのが注意点のようです。
この準備について、いくつかの情報(末尾の関連情報参照)をまとめると下記の手順になるようです。
  1. Google Apps管理コンソールより、ドメインの認証コードを取得する。
  2. DomainsByProxy.com のLog Inよりログイン(※1)し、Privacy 設定がOnになっていたら、Offにする(Domain Enhancements項目にあるそうです)。
  3. Google Apps管理コンソールより、ドメインのロック解除をする

※1 ログインに必要なCustomer numberが不明な場合

  1. Login画面にある「Forgot your login information?」をクリック
  2. Retrieve Customer Numberより、
       Enter a domain registered in this account: Google Appsドメイン名
       Enter security code: 表示されている文字
    をいれて、「OK」ボタンを押すと登録されたメールアドレス宛にCustomer numberが届くはずとのこと。
という手順が必要なようですね。

ドメインのWhois情報公開・変更について

ICANNのポリシーによってWhois情報は公開が義務付けられています。一方でプライバシー保護のために個人情報を公開したくないということで、「Whois情報公開代行」というサービスがあるようですね。詳しい情報は、お名前.comのWhois情報公開代行あたりに詳しく載っているので、参考にしてみてください。

さて、逆にWhois情報公開代行が有効になっていて、これを解除したいという場合があると思います。たとえば法人などかな。基本的にはそれぞれのドメイン代行先に聞けば良いということになります。

GoogleパートナーであるeNomとGoDaddyについて情報を調べてみました。

eNomの場合

有償サービスを契約しているときだけ、Whois情報公開代行が有効になるようです。
よって自ら契約されているということは、解除の方法もわかっているかなと思います。

GoDaddyの場合

サイトで説明されている通り、Whois情報はDomains By Proxyによって書き換えるということ。つまり、自動的にWhois情報公開代行が有効になっているという状況のようです。つまり、Google Apps申し込みと同時にGoDaddyでドメイン契約していたら、そのドメインのWhois情報は、Domains By Proxyの情報になっているという状況のようです。

これを解除する場合(ドメイン移管時にも必要)には、
  • 「ドメイン移管について」項目の「2」、Privacy onを解除する
になるかな。情報の変更依頼については、
になると思います。

関連情報

0 件のコメント:

コメントを投稿