ただし、写真や動画のファイルサイズを削減する(Googleフォトヘルプ参照)をみると単純に「高品質」へのコンバートで事足りるように思います。写真だと16MBまで、動画だと1080Pまでは無料で容量無制限で保存できますし。。
作業した端末は MacOS 10.12.4 の MacBookAir端末からです。
流れ
- Google Takeout で Googleフォトデータをアーカイブ&ダウンロード
- ダウンロードしたデータを展開(解凍)
- Google Photos Backup アプリをインストールし、バックアップ元を「2」で展開したフォルダのみに設定変更
- 移行元の Googleアカウントの Googleフォトを圧縮設定にする(高画質)
- 移行元の GoogleドライブのGoogleフォトデータの削除
※Googleドライブで、Googleフォトデータを自動保存設定している場合のみ
なおこの方法はで作成した「アルバム」は移行できません。
何か方法があるのかしれませんが、移行元のアカウントに全データとアルバムは残ったままなので、まぁよしとするかという感じです。
以下、順を負って説明します。
1. Google Takeout で Googleフォトデータをアーカイブ&ダウンロード
- https://www.google.com/settings/takeout
にアクセスします。「すべて解除」ボタンを押して、「Google フォト」のみ下記のようにチェックをいれ「次へ」ボタンをクリック。
- アーカイブのサイズは、バックアップするデータ量に応じて変更するとよいです。
https://www.google.com/settings/storage より確認できます。
私は 32GBだったので、 10GB にしました。
※これが大きすぎるとダウンロードするのに途中でネット切断するなど、10GBでもダウンロードするのに何度かやり直しました。また下記の注意事項に書いてある通り、2GBを超える圧縮ファイルは、展開(解凍)ソフトが 64bit 対応のライブラリに対応している必要があります。Windowsなら 7-zipや Explzh などかなぁと思います。
配信方法:通常の「ダウンロードリンクをメールで送信」だと、1週間ぐらいかかるため、今回 100GBに Googleドライブの容量を増やしたこともあったので、「Googleドライブに追加」を選択(Google Takeoutフォルダに保存されます)。
※Googleドライブなどへ直接保存をする場合、基本的に写真はあまり圧縮できないので、バックアップ先の空き容量がバックアップ容量と同容量以上あることを確認するのがよいです。
- あとはメールで完了報告「Google のデータ アーカイブをご利用いただけるようになりました」を受けるまで待ちましょう。容量が多ければ結構かかると思います。
また状況は https://takeout.google.com/settings/takeout/downloads より確認できます。
- ダウンロードデータは、Googleドライブの Google Takeout (Takeoutだったかも)フォルダに入っています。上記リンク先からも直接ダウンロードできます。
2. ダウンロードしたデータを展開(解凍)
2GBを超える場合には、たとえば zip なら zip64(64bit)で圧縮されます。これに対応したライブラリを持つ解凍ソフトを使って下さい。
Windowsなら、7-zip、explzh などがあります。
Macなら、 The Unarchiver (Mac App Store)がよいと思います。 OS標準の解凍ソフトでは 1つ10GBの圧縮ファイルを展開しようとするとエラーがでました。たまたまかもしれません。。。
なお 10GBのzip圧縮ファイルを The Unarchiver で展開(解凍)しようとすると、しばらくして下記の警告がでました。そのまま「続ける」をクリックすることで展開できました。
展開したデータは「Takeout」フォルダ内に、「日付毎のフォルダ」「アルバム名」のフォルダに分かれていました。また1つ1つのファイルに対して、JSON 形式のメタ情報が入っていました。
3. Google Photos Backup アプリをインストールし、バックアップ元を「2」で展開したフォルダのみに設定変更
- https://support.google.com/photos/answer/6193313?co=GENIE.Platform%3DDesktop&hl=ja を参考に、 https://photos.google.com/apps にあるパソコン用アップローダーアプリをダウンロードし、これをインストールします。
- インストールした、Google Photos Backupを起動すると最初に、Googleアカウントでのログインを聞いてきます。バックアップ先の Googleアカウントでログインします。
- 次に、バックアップ元を聞いてきます。
「追加」ボタンを押して、展開(解凍)した、「Takeout」フォルダを追加しましょう。他にアップロードが不要なら、下図のように Takeoutフォルダのみにチェックをいれておきます。
※元のサイズの場合には容量が必要です。高品質は Googleフォトでは容量はカウントされません(「写真や動画のアップロード サイズを選択する」(Googleフォトヘルプ参照)。ただこれ見ると昔と違って今は高品質でも充分なように思いますねぇ。16MBを超えた部分のみ圧縮なので(iPhone 6Sでも2MB程度だし)。。
あとはひたすら終わるのを待つという感じです。
4. 移行元の Googleアカウントの Googleフォトを圧縮設定にする(高画質)
Googleフォトの弱点は、纏めて画像を一括選択して削除できないことです。
仕方がないので、「高品質」へコンバートすることにします。これをすれば容量がカウントされないためです。
にアクセスし、「容量の解放」ボタンをクリックします。
そして「圧縮」ボタンをクリックします。
そして「圧縮」ボタンをクリックします。
5. 移行元の GoogleドライブのGoogleフォトデータの削除
Googleドライブで、Googleフォトデータを自動保存設定している場合のみ、これをしなければGoogleドライブ・ストレージの容量が減りませぬ。
- Googleドライブ(https://drive.google.com)にアクセス
- 上部歯車アイコンより設定をひらき、「Googleフォト」フォルダを作成するのチェックを外す。
- Googleドライブ直下にある、「Google フォト」フォルダを削除
- ゴミ箱(左サイドメニュー)を開き、右上にある「ゴミ箱を空にする」をクリック
これで Googleドライブ側の容量が減ります。
付録:Googleドライブで容量の大きいもの順に表示
おお〜便利だと思ったのでメモ。
2017年5月23日 @kimipooh
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