2025年4月4日金曜日

Gmailサービスのない既存メールアドレスでの無料版 Googleアカウントの作成方法

無料版 Gmailアドレス( @gmail.com )ではなく、すでにお持ちのメールアドレスで Google アカウントを作成したいときもあります。たとえば、 Google グループ管理、Googleドライブでのデータ共有など、Googleアカウントが必要なケースもあるためです。

なお、アカウント作成の全般的な作り方については、下記を参考にしてみてください。
ここでは、「Gmailサービスのない既存メールアドレスでの無料版 Googleアカウントの作成方法」に特化して説明します。また時どき UI が変更されたりします。下記については 2025年4月4日時点の情報です。

Gmailサービスのない既存メールアドレスでの無料版 Googleアカウントの作成方法


Google アカウントの作成( Google アカウントヘルプ) 


上記リンク先のスクリーンショット

より、「自分用」を選択

STEP 1. 姓名を入力



STEP 2. 生年月日、性別を入力



STEP 3. アカウント種別の選択


既存のメールアドレスを使用する」をクリックしてください。


STEP 4. Googleアカウントを作成したいメールアドレスを入力



STEP 5. メールアドレスの所有確認



STEP 6. パスワードの作成



*パスワード作成の次に、無料版 Gmail ( @gmail.com )では、再設定用のメールアドレスの追加をおすすめされますが、「Gmailサービスのない既存メールアドレス」の場合には、そのメールアドレス自体が、再設定用メールアドレスとして自動登録されます。

STEP 7. セキュリティチェック(SMSが使える電話が必要)


入力した電話番号宛にショートメッセージ(SMS)を送ります。その番号を入力する必要があります。


STEP 8. セキュリティの強化確認


予備の電話番号の登録を聞いてきますので、携帯番号を入れておくとよいかと思います。




STEP 9. 利用規約への同意




中略

下記のように「同意する」ボタンをクリック


以上を経て、下記のような Google アカウント管理画面がでてきたら、作成完了です。



推奨. 2段階認証プロセスを有効にする


パスワードが何かの拍子で漏洩(パスワードの使い回しをしているなど)してしまった場合を想定し、アカウントの強化のために、2段階認証を有効にしておくことがお勧めです。



2 段階認証プロセスを有効にする - Android - Google アカウント ヘルプ

2025年4月4日 @kimipooh

2025年2月16日日曜日

Google One プランのダウングレード方法

新しい Pixel を購入したときなど、キャンペーンなどで本来高額な Google One プランが期間限定で無料利用しているケースもあるかと思います。もし無料版 Googleアカウントの容量 15GBを超える容量をつかっている場合、期間終了前にこのプランをキャンセルしてしまうと、期間終了後に容量がオーバーしてしまって、メールを受け取れなくなるなど問題が発生します。

そこで、プランのダウングレード(より安いプランへの変更)についてまとめておきます。

筆者は、AIプレミアム(2GB) から、ベーシックプラン(100GB)への変更をし、それが2月15日の切替時点(筆者の場合)でうまく自動継続されました。


Google Play <googleplay-noreply [@] google.com> より下記のメールが届きました。



関連情報


参考:Google One プランの更新とアップグレードに関する問題の修正 - Google One ヘルプ


ダウングレードの流れ


操作手順:https://support.google.com/googleone/answer/9003633 にある「ストレージプランを変更」ボタンをクリックし、「ダウングレードのオプション」にある「その他のプランをみる」より 100GBを選択

STEP 1.  ダウングレード設定をする


前提:Google Paymentsのサブスクリプションとサービス(定期購入) 上で Google One AI プレミアムを契約している


下記にアクセスして「その他のプランをみる」より、ダウングレードしたいプランを選択して、「ダウングレード」します

筆者は「ベーシック(100GB)年額」(¥2,500)を選択しました(年額のほうのスクリーンショットはとり忘れ)

ダウングレードを選ぶと、下記のように注意事項がでてきます。
https://one.google.com/storage にアクセスして、本当に100GBで容量がたりそうか確認し、問題なければ「はい、続行します」より手続きをします。


STEP 2. Google One プランの状況を確認する


下図のGoogle Payments 上の定期購入をみて、下記の2点を確認します。

  1. 100GB (Google One)が有効であること。
  2. Google One AI Premium (2TB) (Google One) がキャンセルされていること。





Androidスマートフォン(筆者は Pixel)において、Google Play の 定期購入を確認すると、下図のように次回は100GBプランの支払いになっています。


上記をタップすると、「定期購入の管理」が表示され、次回更新が2025年2月15日となっており、「プランの変更」と赤文字で書かれた上で、100GB (Google One)の1年間契約である ¥2,500 のみ請求されていることを確認できました。



STEP 3. 切替日(2月15日)


Google Play <googleplay-noreply [@] google.com> より下記のメールが届きました。



https://one.google.com/plans のプランをみても、下記のようにダウングレードされたものになっています。https://one.google.com/storage にアクセスしても容量は100GBになっています。

2025年2月16日 @kimipooh

2025年1月28日火曜日

4 年以上前の Chrome バージョンでの Chrome 同期機能のサポート終了

 Chromeヘルプコミュニティにおいて、下記のアナウンスが 2025年1月28日にありました。

4年前ということは、2021年1月ぐらいということになります。
実際にどのバージョンだったかというのは、Chrome Platform Status で遡ると、Chrome 88 あたりですね。

 https://chromestatus.com/roadmap

当時のニュース記事などをみると、2021年1月20日の記事に下記のようなものがありました。

Google Chrome 88正式版リリース、拡張機能の新たな仕様「マニフェストv3」がついに到来 - GIGAZINE

このあたりのバージョンを使っていると同期できなくなるということですね。たった4年で、バージョンが 132(現行)と、45もアップデートしています。平均すると毎月アップデートしている計算になりますね、すごい!

下記をみると、Windows7/8/8.1は Chrome109までサポート、Macは macOS Big Sur 11以降のみの記述、Android OSは 8.0以降(2017年〜)など、 同期ができなくなるOSというのは、相当古い端末になってくるかなと思います。

Chrome ブラウザのシステム要件 - Chrome Enterprise and Education ヘルプ

とはいえ現役で古い端末を使っている場合もあるので、気をつけつつも、さすがに Chromeの同期ができなくなる端末については、端末更新必須レベルといってもよさそうです!

2025年1月28日 @kimipooh


2025年1月24日金曜日

2024年振り返り - Google コミュニティおよびローカルガイドとしての活動

2024年の振り返りということで、Google からメールがいくつか届いていたので、備忘録を込めて紹介しておきます。


Google ヘルプコミュニティでの活動(2024年)


Google Product Experts としての活動について、今年始めて上記のメールを受け取りました。2024年は、いろいろバタバタしていたこともあり、活動としては若干抑制的ではありました。1年が365日と考えると、約1日 15の回答ぐらいしている感じですね。


ローカルガイドの振り返り 2024





2023年のローカルガイドのメールを見てみると、ローカルガイドになって9年!とか書かれていたので、2024年はローカルガイドになって10年になるようです。Google Maps での口コミについて特に海外渡航をした際にはこまめにするようにしています。こちらもメールが来ていたので紹介します。昨年は5回海外渡航しました(1. フィリピン、2. シンガポール、3. インド、4. ベトナム・カンボジア・タイ、5. インドネシア)。これだけ1年の間に海外渡航したのは初めてです。そういうこともあって、口コミへの投稿はかなり多くなりました。


左の写真は(2024年4月28日)、大阪の中之島公園にある GARB weeks という店での食事会の料理の1つです。
中央の写真は(2024年4月13日)、岡山駅(岡山県)に訪れたときにデミかつ丼が食べたくなって訪れた雅芳(がほう)という店です。
右の写真は(2024年4月7日)、四条通にあるめん坊四条店に家族で訪れた時の写真ですね。

あれ!?、海外関係なかった (^^;


上のように、2024年は普段よりいろいろな場所で投稿したのが見て取れるかなと思います。
また12月は半月ほど海外にいっていたので、わりと口コミを沢山していたので、データ分析の通りかなと思います。

また過去でメールを探してみると、飛び飛びではありますが、2017年からのものがありました。これらをみても、今年はこれまでで最も多いですね!(2023年もそれなりに多かったですけれど)。

2023年


2022年

2020年


2019年

2017年


2025年1月24日 @kimipooh

2024年10月19日土曜日

【Mac】 ブラウザ以外からも Google翻訳へショートカットキーを使って利用する方法

Chromeブラウザなどであれば、翻訳したいテキストを選択して、右クリック(Control+クリック) > Google翻訳(クイックアクション)を使えばよいので簡単です。

では、メモアプリや Microsoft PowerPoint などからアクセスするためには、テキストをコピーして、Google翻訳を立ち上げてそこにペーストする必要があります。まぁ手間か!?といわれれば、多少は手間だけど・・・ぐらいな感じではあります。

それらを右クリックから翻訳、またショートカットキー(今回は Option + Command + t)で利用できるなら、それなりに便利になるかなぁと思いました。

この内容の元になるのは、下記のブログです。こちらは 2019年のときに書かれたものですので、少し内容が古くなっていました。そこで macOS Sequoia 15.0.1 において、下記を参考に OS標準の Automator アプリで翻訳ワークフローを作成してみたものを備忘録に乗せておきます。


STEP 1.  アプリケーションフォルダにある「Automator」を開いて設定する

ファイルを選択してきた場合には「新規書類」を選択

次に種類をきいてくるので「クイックアクション」を選択

検索窓で「java」を入力すると「JavaScriptを実行」が検索されるので、こちらをダブルクリックしてください。



すると、下記のウィンドウが表示されます。




この functions から始まるテキストについて、下記に置き換えてください。

function run(input, parameters) {
const text = encodeURIComponent(input);
const url = `https://translate.google.com/?sl=auto&tl=ja&text=${text}`;
return url;
}

ブログ上ではコードの一部がサニタイズされる可能性があるので、上記をコピーしてうまくいかない場合には、下記の画像をみて入力してください。気をつけるのはバックダッシュ(`)がある点です。



次に検索窓で「シェル」と検索して「シェルスクリプトを実行」をダブルクリックしてください。

すると下記が表示されます。

こちらについて、下記の様に設定してください。
  1. テキスト部分を「open $1」置き換える
  2. 入力の引き渡し方法を「引数として」に設定



STEP 2. 保存してクイックアクションのサービスとして登録する


さて次に保存してください。
今回の名前は「Google翻訳(和訳)」とつけました。
Google翻訳におけるURLのパラメーターとして、翻訳元(sl)を auto(自動検出)にして、翻訳先(tl)を日本語にしているので、和訳ということになります。ここを変更することで他の言語(英訳など)にできるでしょう。

Automatorから保存することで、自動的にクイックアクションのサービスとして登録されます。しかしせっかくつくったものをバックアップしておきたいかもしれません。

登録したサービスはどこに保存されているのか


$HOME/Library/Services

に保存されています。
アプリケーションフォルダのユーティリティにあるターミナルを開いて

open $HOME/Library/Services 

をタイプして Enterを押すとそのフォルダが開きます。
あるいはFinderの 移動 > フォルダへ移動なら、「~/Library/Services」を入れることでもフォルダを開くことができます。
*Libraryフォルダが隠し属性になっているため、通常は Finderから見えません。

こちらに登録されたものを削除すれば、サービスからも消えます。

これで、和訳したいテキストを選択して、右クリック(Control+クリック) > サービス > Google翻訳を選択することで、Google翻訳ページがブラウザで表示できて翻訳結果もでてくることでしょう。


STEP 3. ショートカットキーに割り当てる


デスクトップ画面の左上にあるアップルメニュー > システム設定 > キーボード > キーボードショートカットを開き、左サイドメニューの「サービス」より、「テキスト」を展開します(テキストの左側にある > をクリック)。


そして、先ほどのワークフロー「Google翻訳(和訳)」をみつけたなら、右側「なし」をダブルクリックして、割り当てたいショートカットを入力します(ここでは、Command + Option を押しながら tを押す)


これで、テキストを選択して、Option + Command + t を押すだけで、Google翻訳ページで翻訳された状態のものを開くことができます。

付録:あとから Automatorで作ったファイルを変更したい場合


下記のフォルダにアクセスして保存されたファイルを見つけます。

アプリケーションフォルダのユーティリティにあるターミナルを開いて

open $HOME/Library/Services 

をタイプして Enterを押すとそのフォルダが開きます。
あるいはFinderの 移動 > フォルダへ移動なら、「~/Library/Services」を入れることでもフォルダを開くことができます。

そのファイルを右クリック(Control + クリック)して、「このアプリケーションで開く」 > 「Automator.app」を選択します。


こちらで開いて、編集して保存しなおしてください。

なお、このワークフローを別ファイルに保存した場合、そのファイルを編集してダブルクリックすることで上書きインストールもできます。ただし、インストールすると元ファイルは消える(移動する)ので、元ファイルは ZIPファイルなどで圧縮するなどバックアップしておいたほうがいいかもしれません。

2024年10月19日 @kimipooh