2018年3月26日月曜日

【備忘録】Gmail アドレスを追加した Google アカウントの解除について

 以前試したのは、 Gmail サービスの削除(Gmailアドレスを削除)することで、改めて Gmailアドレスに追加する前のメールアドレスで Googleアカウントを再登録できて使えます。ただしこの場合には、作成したGmailアドレスは永久欠番(再度同じアドレスの作成不可)になります。他の方法はないのでしょうか。

Google アカウントに Gmail アドレスを追加した場合


Googleアカウント(Gmail アドレス)
 ┗ 予備のメールアドレス:Googleアカウントで使用していたメールアドレス

となり、どちらのメールアドレスでもログインできますが、表示されるのは Gmailアドレスのみになります。

で、Googleアカウント(Gmail アドレス)から、Gmail アドレスのサービスを削除 (Googleアカウントは削除しない)すると、Googleアカウントとして必要なメールアドレスが不明になるので、新たなメールアドレスを追加するよう聞いてきます。ここで、「Googleアカウントで使用していたメールアドレス」をいれることで、

Google アカウント(GmailアドレスGoogleアカウントで使用していたメールアドレス)
 ┗ 予備のメールアドレス:なし

のように復活できるわけです。
では、次のようにしたらどうなるでしょうか。

予備のメールアドレスを削除して、新たに Google アカウントを作成


Googleアカウント(Gmail アドレス)
 ┗ 予備のメールアドレス:Googleアカウントで使用していたメールアドレス

の状況から、予備のメールアドレスを削除します。
その方法は
から削除するということです。
そうしておいて、「Googleアカウントで使用していたメールアドレス」で新規の Googleアカウントを作成するということです。

結論


作成自体はできましたが、全く新規の Google アカウントの扱いになります。
ので、本体の Gmail アドレスのサービスを削除する以外にデータを引継ぎつつ、追加前のGmail 以外のメールアドレスに戻す方法はないなぁという感じです。

つまり

  1. Gmail でないメールアドレスで Google アカウントを作成
  2. Googleドライブに適当なファイルを作成
  3. 作成した Google アカウントに Gmail を追加
    ※この時点では 「2」で作成したファイルは存在する
  4. 作成した Gmailの予備のメールアドレスから、「1」のGmailでないメールアドレスを削除
  5. Gmail でないメールアドレスで Google アカウントを作成できる
    ※「2」で作成したファイルはなく、完全新規扱いになっている
となります。以上より、「2」の時点で「Gmail でないメールアドレスで Google アカウント」は消えて、Gmailの方へ統合される。と判断したらいいかなと思います。
「1」ー「4」は2度ほど繰り返して検証しました(おかげで手持ち携帯はこれ以上作成できないというメッセージが。。。)。


2018年3月26日 @kimipooh

2018年3月6日火曜日

【備忘録】Inbox by Gmail, Keep, Google カレンダーの「リマインダー」の連携

Inbox by Gmail, Keep, Googleカレンダーには、それぞれ「リマインダー」という機能があります。Android の Googleアプリにもありますが、検証していないので割愛します。
それぞれどのように連携しているかチェックしたものをメモとして残しておきます。

Google カレンダーで「リマインダー」を有効にする



ToDoリストが有効の場合には、リマインダーは設定できません。
サイドメニューに「ToDo リスト」あるいは「リマインダー」のいずれかの名称が出ていますので、その設定(縦・)をクリックして切り替えてください。



検証


Inbox by Gmail, Googleカレンダー, Keep に各1つずつリマインダーを作成。
それを各サービスからどのように見えるかをチェックしました。

Googleカレンダー


Inbox by Gmail, Googleカレンダー, Keep すべてのリマインダーが「リマインダー」カレンダーとして表示されます。


Inbox by Gmail


Inbox by Gmail, Googleカレンダー, Keep すべてのリマインダーが「リマインダー」メニューに一覧として表示されます。Keepはリンク先も表示されますね。



Google Keep


この流れでいくと、Keepもすべて出るのかなぁと思ったら、Keepのものしかでない (^^;


結果


Googleカレンダー、Inbox by Gmailは、すべてのリマンダーが表示されるっぽい(Android の Googleアプリのリマインダーは未検証)ですが、Keep側では連携できてないなーという感じですね。

2018年3月6日 @kimipooh

2018年2月1日木曜日

【備忘録】Chrome Developer Tools でスクリーンショットサイズがおかしくなる場合について

Google Chrome の Developer Tools は自由なサイズでスクリーンショットをとることができる優れたツールです。しかし保存したスクリーンショットのサイズが合わない場合があることにお気づきでしょうか。それは、各端末固有の「Device Pixel Ratio」が原因だったのです。それに気づいたので備忘録として残しておきます。

Developer Tools でスクリーンショットを撮る方法


まずはおさらいです。


  1. スクリーンショットを撮りたいページを開く
  2. 右クリックして「検証」を選択(表示メニュー > 開発 / 管理 > デベロッパーツール でもよい)
  3. エミュレーションするサイズを設定(Responsive だと自由に設定できる)
  4. 右端の縦三本の・をクリックし、Capture screenshot (画面に見えている範囲)あるいは Capture full size screenshot(ページ全体)を選択する

Responsive (400 x 600) でスクリーンショットしてみたら・・


※Capture full size screenshot の場合には、ページ全体なのでサイズはサイト設定によっても変わります。なので、試すのは、 Capture screenshot (画面に見えている範囲)のほうにします。


あれ、倍になってる(800 x 1200)!!

Device Pixel Ratio を設定してみよう!!



※これなにか知らなかったのですが、画像 1ピクセルを、実際の端末で何ピクセルで描写するかというレートということです。この数値が大きければ大きいほど、より繊細な表示ができるようになります。MacBookPro Retina Display は、2.0 になってます。
2.0ということは、容量の観点からいくと縦横各2倍の容量を使うということですね。



1. Developer tools のメニューある「Add device pixel ratio」を選択します。


2. すると、下図のように、DPR(Device Pixel Ratio)の設定が出てきます。
手持ちの MacBook Pro Retina Display は、2.0ですね。


3. デバイスサイズを選ぶか、Responsive にして自由にサイズを選ぶかして、DPR: 1.0 に設定します。

4. メニューより、Capture screenshot を選択して保存します。


おおー意図したサイズになったーーってな感じです。

2018年2月1日 @kimipooh

2017年12月12日火曜日

【備忘録】Chrome のスーパーリロード方法

Control + Shift + R (Macなら Command + Shift + R)というショートカットはよく知っていたのですが、マウスでの操作は知りませんでした。
かなり昔からある機能のようなのにお恥ずかしい。

いずれにしても忘れないようにメモっておきます。
macOS High Sierra (10.13.2) の Chrome 63で試しています。

  1. 右クリック(Macなら Controlを押しながらクリック)して「検証」を選択
  2. リロードボタンをプッシュ(長押し)する
これで「ハード再読み込み」「キャッシュの消去とハード再読み込み」が選択できます。

ハード再読み込み


そのページから直接参照される外部ファイルのキャッシュを無視してWebサイトから直接読み込み。
Control + Shift + R (Macなら Command + Shift + R)というショートカットがある。

キャッシュの消去とハード再読み込み


ページ上で実行される JavaScript から動的に読み込まれるファイルなどのキャッシュもすべてクリアして再読み込み

という感じだそうですね。

2017年12月12日 @kimipooh

2017年12月10日日曜日

【備忘録】iOS のGmailアプリで、Google以外のメールアカウントを追加可能に!

どうやら、5日前のアップデートから可能になっていたようです。
12月10日時点からなので、12月5日あたりから使えるようになっていたのかな。
  • Gmailアプリ 5.0.171119
これは結構便利ですね!


2017年12月10日 @kimipooh

2017年12月8日金曜日

【備忘録】Chrome 63 がリリース

Chrome 63がリリースされましたね!日本語の関連情報をみると、大した変化なしと書かれているところも多いようですが、UI絡みで結構いろいろと変更があるように思います。

そのため備忘録として纏めておきます。

関連情報




ブックマークのUIの変更




左サイドメニューでフォルダの階層表示ができるようになりました。


フラグのUI


chrome://flags 
の試験機能について見た目が随分変わりました。


Chrome Home UI に正式対応?(Android スマホのみ?)


下記のような記事や英語ではちらほらとスクリーンショットの画面が出ていたりしているのですが、残念ながら手持ちにAndroid スマホがないので試すことが出来ません。
ので導入されているかどうかは不明です。
などいくつかのブログをみると、アドレスバーを下部に配置したスマートフォン向けの新しいレイアウトらしいですね。本当のところはどうなんだろう。

2017年12月8日 @kimipooh

2017年11月24日金曜日

【備忘録】PHPMailer 6.0 ライブラリを使って GmailのSMTPからメール送信(PHP編)

PHPMailer 6.0 以降では、その書き方が大きく変わったようで、従来の方法は使えません。
そのためどうしたらよいかを書き出しておきます。
なお Gmail以外でも同様に利用できます(手持ちのさくらインターネットのアカウント(SMTPサーバー)でも試しました)。

参考情報


検証環境



  • macOS High Sierra (10.13.1)
  • PHP 7.1.7 (cli) (built: Jul 15 2017 18:08:09) ( NTS )

※以下、ターミナルアプリ(アプリケーション > ユーティリティ)を起動してからのお話です。

1. 作業場所の確保と PHPMailer ライブラリの取得


composer を利用する方法もありますが、あえて GitHub からソースをダウンロードして利用する方法を書き出しておきます。composer を利用する場合には、https://github.com/PHPMailer/PHPMailer を参考にしてみてください。


ターミナルアプリより、

mkdir php_send_test
cd php_send_test
git clone https://github.com/Synchro/PHPMailer

として PHPMailer ライブラリを、php_send_test (ユーザーフォルダ直下の php_send_test)フォルダ内の PHPMailer フォルダにダウロードします。

これで

php_send_test
┗ PHPMailer

というフォルダが出来ているはず。

2. コーディング「php_send_test.php」


名前はなんでもいいですが、説明の便宜上「php_send_test.php」として保存します。

<?php

use PHPMailer\PHPMailer\PHPMailer;
use PHPMailer\PHPMailer\Exception;

require 'PHPMailer/src/Exception.php';
require 'PHPMailer/src/PHPMailer.php';
require 'PHPMailer/src/SMTP.php';

mb_language("japanese"); 
mb_internal_encoding("UTF-8");

$mail = new PHPMailer();
$mail->isSMTP();
$mail->Encoding = "7bit";
$mail->CharSet = '"UTF-8"';

$mail->Host = 'smtp.gmail.com';
$mail->Port = 587;
$mail->SMTPAuth = true;
$mail->SMTPSecure = "tls";
$mail->Username = 'Gmailアドレス(差出人)';
$mail->Password = 'パスワード';
 // ※1は、2段階認証有効なら「アプリ固有のパスワード」を生成してそれをいれる
 // 無効なら「安全性の低いアプリからのアクセスを許可」しておく
$mail->From     = 'Gmailアドレス(差出人)'; 
$mail->FromName = mb_encode_mimeheader("表示名","ISO-2022-JP","UTF-8"); // "表示名" <メールアドレス>
$mail->Subject  = mb_encode_mimeheader("件名","ISO-2022-JP", "UTF-8");
$mail->Body     = mb_convert_encoding("本文","UTF-8","auto");
$mail->AddAddress('宛先');

if (!$mail->send()) {
    echo "送信エラー " . $mail->ErrorInfo;
} else {
    echo "送信しました" . "\n";
}

のコードがベースになります。
赤文字の部分を修正してください。

※$mail->Body の本文は、php_send_test.php 自体の文字コードが UTF-8 なら文字エンコードは不要です。つまりは
  • $mail->Body     ="本文";
でもいけます。
ただしヘッダ部分(件名や表示名)については、ISO-2022-JP の文字コードでMIMEエンコードしてあげないと文字化けするので注意。そのため上記コードでは明示的に、文字エンコード変換をしてます。

3. 送信テスト


ターミナルより

php  php_send_test.php

とタイプして、
「送信しました」
と出たら送信できています。

Could not open input file: php_send_test.php

と出てきたら、今いる場所が、php_send_test フォルダじゃないのでしょう。

cd $HOME/php_send_test
php  php_send_test.php

として php_send_test.php のあるフォルダに移動してから実行してみてください。

Appendix A. 本文について改行をしたい


$mail->Body     = mb_convert_encoding("本文

改行2
改行3
改行4
","UTF-8","auto");

とすれば
----
本文

改行2
改行3
改行4
-----
がメールの本文になります。

Appendix B. HTMLメールにしたい!


https://github.com/PHPMailer/PHPMailer/blob/master/examples/gmail.phps

を参考に、$mail->Body の代わりに、

  • $mail->msgHTML(file_get_contents('HTML ファイル名(パス含む)'), __DIR__);
      HTML部分を読み込む
  • $mail->AltBody     = mb_convert_encoding("本文","UTF-8","auto");
      テキスト部分を読み込む
     
を利用してみてください。

Appendix C. 添付ファイルをつけたい!


if (!$mail->send()) {

より前に、

$mail->addAttachment('ファイル名(パス含む)');
を追加してみてください。


Appendix D. Google OAuth2 認証を使いたい!


Google OAuth2 認証を使えば、アプリ固有のパスワード(2段階認証有効時)や安全性の低いアプリからのアクセスを許可する(2段階認証無効時)をせずに、Gmailアドレスとパスワードを使うことができ、もっとも安全な方法といえます。

Google Developer Console で キーの発行が必要になります。
詳しくは
に丁寧に説明されているので参照にしてみるとよいです。


2017年11月24日 @kimipooh